認知症の接し方、症状を悪化させないために出来ること

認知症の症状を悪化させないためにも接し方を良くする必要があります。

「部屋に誰かがいる!」「壁に虫がいて怖い…」といった事でも、誰もいませんよ等の否定はNG。認知症である本人は本当に見えてて怖い気持ちなので、それを解決する接し方が必要になってくるのです。

日常生活で接し方を気を付ける

認知症の方に、びっくりさせるような接し方だと心が落ち着くことはありません。

(視野の入らない場所での声かけなど)

「認知症の方は分からない行動をとることがある」といって、形だけの介護をするより理由を考え心で通じ合う事も大事です。

[怒鳴る・暴力を振るう・泣き出す]こういった事があると、感情的に対応してしまうと逆効果なので興奮させないためにも、ちゃんと話を聞いてあげましょう。
そして、日常生活の接し方を気をつけるだけで本人も家族も心おだやかに暮らせます。

それでは認知症の症状を悪化させない接し方について見ていきましょう。

目線を合わせ低めの声を意識する

目線を合わせるというのは相手の顔と自身の顔の位置を同じぐらいに、認知症の方が前かがみの人なら自身も少しはしゃがむ等して目線は合うようにします。

接し方としての理想は相手の顔と同じ高さで話すことですが、上から話しかけるような威圧を与えるようにするのは良くありません。
認知症の方への接し方で目線を合わせ話をするといった事は基本ですが、低めの声というのは高齢者の方は高音域が聞こえにくいためです。

そっと触れ、安心感を大切にする

接し方で安心感をもたらすためにも、手のひらや指全体で優しく触れてあげるのが大事です。

触れるという事はスキンシップの一つでもありますが、愛情や優しさを伝える事ができます。
相手の腕などをつかむのはNGな接し方です。

認知症の方に安心感を大切にする事は大事で、レビー小体型認知症の症状でも[体が硬直・恐怖で動けない]といった事があります。
せん妄で体の内側に力が向いているのですが殺されるかもしれないといった恐怖で体が硬直。

その時の接し方として手のぬくもりで安心させてあげる事が大事です。
レビー小体型認知症の主な症状は?ケアについて

話しかけは常に正面を意識する

認知症の人は認識できる視野が狭くなったり、認知機能の衰えから介護者が近くにいても気づきにくくなります。

間違った接し方として横や後ろからの声がけは認知症の人が気づかない・びっくりするといった事になり症状が悪化する原因にもなります。
正面から話す接し方は誠実な証なので、認知症の方の目の前に回り込んで話しましょう。

分かりやすい言葉・2つ以上伝えない

認知症の方に、これから行う事(現在)を伝える時は短い言葉で話すようにします。

  • 「今日は良い天気ですね」
  • 「靴を履きましょう」
  • 「杖を持ってください」
  • 「出かけましょう」

認知症が進むと先ほどの出来事を覚えておくことができません。

そのため、複数の言葉を理解する事が苦手。

「〇〇さん(認知症の方の名前)外に行くのが好きですよね、今日は良い天気なので外に行きましょう、杖はここに用意しました。」
などの長々と単語を多くして話すのはNG。

短い言葉で伝えるようにしましょう。

家族以外の人と会話を増やす

コミュニケーションを上手にするという事は認知症の症状が穏やかになるといわれています。

本来は人との接触が少ないと認知症の発症リスクが高く症状穏和のためにも喋るというのが有効です。

「最近何してるの?」

「フラワーアレンジメントに通ってて」

家族以外の人との繋がりをもって気軽なおしゃべりで脳を活性化、認知症の症状を穏やかにしましょう。

意欲維持として趣味を楽しむ

認知症になると機能が低下します。
様々な症状が現れ、その中でも意欲低下がありますが、本人が好きだったこと・得意な事は自然と楽しく行えます。

好んで行い残された機能維持につなげるのが大事です。

また、盆栽、折り紙、カメラ、旅行といった範囲を限定せずに読書や日記を書く、草むしりをする、縫物をする、本人が好んでやることも趣味の中に含めましょう。

そして応援してあげましょう。(成果を家族がほめてあげる等。)

症状を悪化させない接し方が必要

接し方により認知症の方の反応が変わっていきます。

家族が認知症になってしまって…といった場合、どういった接し方をすればいいのか?分からないかもしれませんが、本人にとって分かりやすく負担のない接し方が必要です。

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