訪問介護で食事介助をする場合、ヘルパーはどこまでしてくれる?

訪問介護で食事介助をする場合、一般的にはヘルパーが利用者様のお宅に訪れ食事介助をします。
一言に食事介助といっても、料理したものを食介(ヘルパーが箸やフォーク等を使って食べさせてあげる行為)するのか?
利用者様がご飯を食べれる状態まで手伝いをして、食べていただくのを見守るのか?
利用者様の状態により変わってきます。
今回はヘルパーが訪問して食事介助をする場合、どこまでしてくれるのか説明いたします。
食事介助のために
人は生きていくための食事をとらなければなりません。
1日3食たべる事は、活動に必要なエネルギーや栄養素補うといわれていますね。
もちろん健康になるためには食べる事は大事な事です。
利用者様によっては、楽しみにしている食事ですが色んな目的があります。
- 美味しい食を楽しむ
- バランスのとれた食事として主食、主菜、副菜を基本として摂取。
- 野菜中心の食生活
- 塩分を控えた食事
- グラム数でカロリーを計算した食事
また、食べるものによっては「〇〇が好きで、今日はそれを作ってほしい」と利用者様から言っていただくとヘルパーが作り食事介助をするのです。
次にヘルパーが利用者様のお宅に訪問して食事介助では最初に、どういった事からするのか?説明します。
ヘルパーが作る場合

訪問介護では利用者様のお宅で料理をしますが、主に以下の2パターンがあります。
- 訪問して利用者様のお宅から近くのスーパーで買い物し食材を揃える
- あらかじめ用意してある食材で調理
1について…「いつも決まった食事メニューから同じ食材を揃える」もしくは「利用者様からお伝えいただいた食材を購入する」等といった場合がります。
2について…訪問して手を洗うなどしてから調理、いつも決まった食材で料理メニューが同じなのか利用者様にお伝えいただいた料理。
作るメニューとして「チャーハン・サラダ・パスタ・餃子」利用者様により食べたいものは違いますが、美味しいものや体にいいもの色々ありますね。
決まった量(グラム数や食材の個数)
利用者様の意向によりますが「決まった量・その時の体調によっての量・限られた食材」等があります。
決まった量の場合は、グラム数を合わせるためクッキングスケールでの調理。
食べやすい切り方(大きさ)
先に、どれぐらいの大きさに切るか?利用者様によっては説明を受ける場合があります。
あまり大きすぎると、食べにくいのもありますが、噛まずに飲み込んでしまった場合は危ないですよね。
もちろん切り方で大きさはもちろん噛みやすさもあるため、ヘルパー側で気を付ける場合があるのです。
食材が痛んでないか
食材によっては部分的に痛んでいる場合があります。
ヘルパーが調理をする時に、食材が痛んでないか確認。
ヘルパーが作らない場合
訪問介護での食事介助では、毎回ヘルパーが作るわけではありません。
もちろん訪問して調理をして食事介助といった、決まったパターンもあります。
ヘルパーが作らない場合は、利用者様により「その日によって食べたいもの」が変わる場合。
次にどういった時に作らないのか説明します。
すでに作ってある
ヘルパーが食事介助として訪問しますが、先に作ってある料理を利用者さんに食介いたします。
作ってある料理は利用者様のキッチンか冷蔵庫(場所は様々)にありますが時間になると「食事の準備をしますね」と声かけや、利用者様が「〇〇の場所にご飯が置いてあるから」等の説明。
ヘルパーが作らない場合は、家族の方か他の事業所の方が決まった時間に作ってたりします。
出前を頼む
利用者様の住んでる場所、例として近くに中華料理屋があり、出前をとる場合があります。
一緒にメニュー表を見て料理を頼みますが、出前がくる間は食介の準備をしますが、出前の方も決まった時間内にくるわけではないのです。
出前が中々来ない場合は部屋の片づけをしたり利用者様がやっていただきたい用事を済ませる場合も。
食事介助はヘルパーさんが全介助してくれるの?

全介助する場合、障害の程度によります。
利用者様がフォークやスプーンを使える場合は、ヘルパーは見守り。
「訪問介護にとって利用者様の能力に応じた自立した支援をする」といった事ではADLが非常に大切なのです。
ADLについて
ADLは日常生活動作の事で「できる・できない」「どれぐらいの介助が必要か」といった事になります。
日常生活動作では 「起居動作・移乗・移動・食事・更衣・排泄・入浴・整容」が含まれており、その中に利用者様の生活に欠かせない食事。
なるべく利用者様ができる範囲はやっていただくのですが体の状態によっては、食事介助の場合でもヘルパーが全介助させていただきます。
食事介助で気を付ける5つのポイント
1.清潔感を大切に
食事介助をする場合、清潔感を大切にして食事をしたいですよね。
食事を始める前にテーブルを拭く・ヘルパーが手を洗ってキレイに。
食事介助を全介助する場合、介護してくれる側の手が汚れていると美味しく食べれなくなります。
2.食べるペース
気を付けたい事として、本人がゆっくりとリラックスできないペースで食事を進めると誤嚥してしまう恐れがあるのです。
口の中に入っているものを噛んで飲み込んでから、次の一口へと進みます。
もし、飲み込んでいないと喉を詰まらせる原因にも。
3.箸・スプーン・フォークを使う
食べるものによっては「どれを使うか?」で食べやすく、美味しい食事を楽しめるのです。
1口に合わない分量を箸で食べるよりスプーンを使うなど、その時々により変えた方が食べやすくなります。
4.飲み物
食べる事ばかりしてると、ついつい喉を詰まらせる原因にもなりますね。
食事介助をする時にも、飲み物は必要な分量(いつも決まった分)を用意し適度に飲むのが必要です。
5.ヘルパー側の姿勢
全介助の場合ですが、ヘルパーの姿勢が悪いまま食事介助をしてしまうと、うまく食べさす事ができません。
食べ物を箸やスプーンで口に運ぶ時は下から上にですが「姿勢・立ち位置」が悪いと、上から下になってしまったり利用者様が上手く食べれなくなってしまいますので良くないですよね。


